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マンションで光回線を契約して、自宅でWifiを使っているという方で
20時以降ネットが重くなるなぁ・・・
週末はネットつながりにくいなぁ・・・
とお悩みの方は多いのではないでしょうか。私もその1人でした。
実はインターネットの接続方式は2種類あり、従来の接続方式のまま使用されている方は、簡単な手続きで回線速度の悩みから解放される可能性があります!
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実は、インターネットの接続方法には2種類あります。従来の「みんなが通信する時間帯は遅くなる」のは、PPPoE方式の場合です。
一応それぞれの説明を引用しておきますが、実力で比較するのが一番だと思いますので、以下は読み飛ばしていただいて構いません。
PPPoE(PPP over Ethernet)方式とは、電話回線を前提としたルールである「PPP(Point-to-Point Protocol)」をイーサネットへ応用した接続方式です。PPPとは、電話回線を使ったダイヤルアップ接続でインターネットにアクセスしていた時代に用いられていたルールです。その後、インターネット通信技術の発達で、ADSLなどの高速インターネット回線が登場しましたが、ADSLを利用するときにはPCとADSLモデム間を、イーサネットで接続する必要がありました。つまり、イーサネット上でPPPの機能を使う必要が出てきたわけですが、これを解決するために作られたのがPPPoEという接続方式です。
© NTT Communications Corporation
IPoE(IP over Ethernet)方式のIP(アイピー)とは、Internet Protocol(インターネット・プロトコル)の略で、インターネットで情報を送受信するための基本的なルールという意味です。このIPに則って、企業内のLANなどと同じ通信規格「イーサネット」(Ethernet)で、直接インターネットに接続する方式がIPoEです。IPoE方式は、初めからイーサネットを通信に使う前提で開発されているため、「ネイティブ方式」と呼ばれることもあります。
© NTT Communications Corporation
PPPoE方式とIPoE方式、いずれも通信の混雑状況によって通信速度が変動するベストエフォート型のサービスです。しかし、両者の通信の安定性には大きな差があります。
PPPoE方式に比べてIPoE方式は接続設備の大容量化など、通信設備に関して、ゆとりを持たせた設計になっており、安定した通信を実現しています。
さらに、動画サービスなど、混雑の原因となりやすいコンシューマー向けインターネット通信のトラフィックを論理的分離が可能なサービスを選択することで、夜間などの通信が混雑する時間帯、利用者の多い都市エリアでも安定した速度で通信でき、常に安定した通信状況が求められるビジネスユース、オンデマンドでの動画視聴などに適しています。
© NTT Communications Corporation
ではPPPoEからIPoEに変えると速度はどれだけ変わるのか、いくつかスクショを撮ってますので見比べてみてください。
※我が家はソフトバンク光で、IPv6 IPoE+IPv4という名称になっています。IPv6非対応サービスでも速度アップを実感していますので、これによりIPv4対応サイトの速度もアップしているものと思われます。
IPv4 PPPoEのままだと日や時間帯で大きく数値が変化しているのがわかっていただけると思います・・・。
もう何回か測定したんですが、ほぼ変わらないのでこれで。爆速安定。ばんざい!
ソフトバンク光の場合は、「光BBユニット」のレンタル(月額467円)が必須です。
私はもともとソフトバンク光を契約してたので、途中でIPv6 IPoE+IPv4のサービスを知り、ネットから契約して2,3日で機器が到着、機器を接続して約2週間で切り替わりました。
他のサービスをご利用の方はそれぞれの契約内容や提供サービスを一度ご確認することをお勧めします!
在宅で仕事をされる方が増え、回線に不満を持たれるようになった方もいらっしゃると思います。
仕事でもプライベートでも、ネットが遅いと感じるとそれだけでストレスになってしまうネット社会です。マンションはそんなものだ、仕方ないと考えていた方はこれを機に快適なネットライフの実現に向けて動き出してみてはいかがでしょうか。