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我が家の回線は「ソフトバンク光 マンションタイプ」で、最大速度は上下とも100Mbpsでした。
この最大速度は、言わば上限値でありこの数値での通信を保障するものではありません。
マンションに住んでいる方は、多くの住人が通信を利用する時間帯は通信が遅くなるというのを身をもって体感しているかもしれません。我が家も2020年12月までは、日曜夕方は1Mbpsも出ないような状況でした。
こんな回線の状況でもCyberpunk2077をPCでやりたいと思ってしまった私は、無謀にもSTEAMでソフトを購入し、GeForce NOWの利用を開始しました。
その後、やはり回線スピードに不満を持ったわたしは改善の方法がないものかと調べ上げ、マンション回線でもSoftbank光のまま『IPv6 IPoE+IPv4』にすれば改善されるらしい、というところまで行き着き、早速試してみました！
結論から言うと、
- IPv4 PPPoE のままだと、時間を選ぶ
私の場合、朝方2時～6時くらいが快適な時間帯 - IPv6 IPoE+IPv4なら、いつでも問題なくプレイ可能
というように状況が改善されました！以下で詳しく解説していきます。
ちなみにSoftbank光をIPv6 IPoE+IPv4に対応させるには光BBユニットをレンタルするだけ（月額500円以下）。
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目次（タップで飛べます）
GeForce NOWは、サーバー側でゲームを起動し、ストリーミングにより自分のPCに映像や音声を再生するサービスです。
ゲームの解像度などが高いほど通信の容量が大きくなるので、速度が十分でない場合には映像がぼけたりしてとてもゲームできるような状況ではなくなります。
実は、インターネットの接続方法には2種類あります。従来の「みんなが通信する時間帯は遅くなる」のは、PPPoE方式の場合です。
一応それぞれの説明を引用しておきますが、実力で比較するのが一番だと思いますので、以下は読み飛ばしていただいて構いません。
PPPoE（PPP over Ethernet）方式とは、電話回線を前提としたルールである「PPP（Point-to-Point Protocol）」をイーサネットへ応用した接続方式です。PPPとは、電話回線を使ったダイヤルアップ接続でインターネットにアクセスしていた時代に用いられていたルールです。その後、インターネット通信技術の発達で、ADSLなどの高速インターネット回線が登場しましたが、ADSLを利用するときにはPCとADSLモデム間を、イーサネットで接続する必要がありました。つまり、イーサネット上でPPPの機能を使う必要が出てきたわけですが、これを解決するために作られたのがPPPoEという接続方式です。
© NTT Communications Corporation
IPoE（IP over Ethernet）方式のIP（アイピー）とは、Internet Protocol（インターネット・プロトコル）の略で、インターネットで情報を送受信するための基本的なルールという意味です。このIPに則って、企業内のLANなどと同じ通信規格「イーサネット」（Ethernet）で、直接インターネットに接続する方式がIPoEです。IPoE方式は、初めからイーサネットを通信に使う前提で開発されているため、「ネイティブ方式」と呼ばれることもあります。
© NTT Communications Corporation
PPPoE方式とIPoE方式、いずれも通信の混雑状況によって通信速度が変動するベストエフォート型のサービスです。しかし、両者の通信の安定性には大きな差があります。
PPPoE方式に比べてIPoE方式は接続設備の大容量化など、通信設備に関して、ゆとりを持たせた設計になっており、安定した通信を実現しています。
さらに、動画サービスなど、混雑の原因となりやすいコンシューマー向けインターネット通信のトラフィックを論理的分離が可能なサービスを選択することで、夜間などの通信が混雑する時間帯、利用者の多い都市エリアでも安定した速度で通信でき、常に安定した通信状況が求められるビジネスユース、オンデマンドでの動画視聴などに適しています。
© NTT Communications Corporation
ではPPPoEからIPoEに変えると速度はどれだけ変わるのか。
いくつかスクショを撮ってますので見比べてみてください。
※ 我が家はソフトバンク光で、IPv6 IPoE+IPv4という名称になっています。IPv6非対応サービスでも速度アップを実感していますので、これによりIPv4対応サイトの速度もアップしているものと思われます。
IPv4 PPPoEのままだと日や時間帯で大きく数値が変化しているのがわかっていただけると思います・・・。
もう何回か測定したんですが、ほぼ変わらないのでこれで。爆速安定。ばんざい！
IPv6 IPoE+IPv4に切り替えた後はWifi接続でも動作が安定しました！
もしかしたらこの速度測定には現れない部分で通信の安定性に違いがあるのかもしれません。
ちなみにこの後我が家はau光に変えましたが、そちらだと100Mbps以上出るものの無線だと回線は安定しないようです。
このあたり、Softbank光の「 IPv6 IPoE+IPv4 」とau光の「独自方式」の違いかぁと実感しています。
ちなみにGeForce NOWはIPv4接続になります。
GeForce NOWはPC、タブレット、スマホに対応しています。
スマホだとさすがに画面が小さいと感じていますが、ノートPCやタブレットを持っているという方や、ハイスペックなゲーミングPCは購入できないがノートPCは購入を検討している方などは、ぜひご自身の回線を確認しGeForce NOWのご利用を検討されてはいかがでしょう。
フリープランでも結構満足
何をプレイしようか、タイトルを探したい方はぜひ下の記事を利用してください。
タイトル・日本語対応・ストアなどで絞り込むことができます！
それでは、また！
